Qbilinux 0.3 for ARM インストールガイド

■はじめに

インストーラーイメージと,基本システムだけインストールした実行イメージの2種類を
配布しています.

armv7l (hard fp):
 qbilinux-0.3_armv7l_sd.img.xz  : 実行イメージ
 qbilinux-0.3_armv7l_inst.img   : インストーラーイメージ

aarch64:
 qbilinux-0.3_aarch64_sd.img.xz : 実行イメージ
 qbilinux-0.3_aarch64_inst.img  : インストーラーイメージ

ARM 版は Raspberry Pi で動かすことを想定しています.

■実行イメージについて

16GB 以上の microSD カードにベタ書きしてください.

# unxz qbilinux-0.3_aarch64_sd.img.xz
# dd if=qbilinux-0.3_aarch64_sd.img of=/dev/mmcblk0 bs=1M

その microSD カードを使って立ち上げれば実行できます.

root でログインした後,ユーザーアカウントの作成,追加パッケージのインストール
など必要な作業を行ってください.

/boot/qbilinux, /boot/contrib 以下にパッケージファイルがありますので,
パッケージを追加する場合にはそれらのファイルをインストールしてください.

# installpkg /boot/qbilinux/02_x11/*.txz

など.

SD イメージの仕様は下記になっています.
・含まれているパッケージ : 必要最小限 (minimum)
・ネットワーク: dhcp
・キーボード: 日本語
・アカウント: root のみ (パスワード: qbi)
・パーティション情報: スワップなし
    /dev/mmcblk0p1 : インストーラーイメージと同じもの.一部修正.
    /dev/mmcblk0p2 : Qbilinux 実行環境

/dev/mmcblk0p1 中に含まれるファイルを加工すれば,インストールイメージと
して利用することも可能です.詳細は下記のインストーラーイメージに関する説明を
参照してください.

ネットワーク設定,ユーザーの追加,パーティションの追加や拡張などは各自で
行なって下さい.それぞれの設定は下記のコマンドで行なうことができます.

- ネットワーク設定: netconfig
- ユーザー追加:    adduser
- X の設定:       xfconfig

その他は一般的な linux の環境設定にしたがって設定して下さい.

■インストーラーイメージについて

4GB 以上の microSD カードにベタ書きしてください.

# dd if=qbilinux-0.3_aarch64_sd.img of=/dev/mmcblk0 bs=1M

インストール自体は x86 / x86_64 版と同じ手順で行います.

root でログイン後,fdisk でインストールしたいパーティションを準備した後,
setup コマンドを実行することでインストーラーを実行できます.

1. Qbilinux for ARM インストールチュートリアル

イントーラーの SD イメージの後ろにパーティションを作成してインストールする
例を示します.外付けの USB HDD にインストールする場合などは適宜読み替えて
ください.

インストーラを起動して root でログインした後,時刻合わせをしておきます.

# date -s "2019-05-01 00:00:00"

特にインストールバイナリファイルのタイムスタンプを気にしないのであれば上記は
特に必要ありません.

インストーラー SD カードにインストールする場合には下記を実行して
インストールパーティションを作成してください.

# fdisk /dev/mmcblk0

一緒に配布しているインストールイメージは mmcblk0p2 として 12G のパーティ
ションを作成してそこにイメージをインストールしています.

インストーラのメニューでは,下記のように設定を行ってください.

・/dev/mmcblk0p1 を /boot にマウントするように設定してください.
・インストール元の選択では
    「ハードディスクパーティションからインストールする」
  を選択し,パーティションは /dev/mmcblk0p1,ディレクトリは qbilinux を
  指定してください.
・ブートローダは設定する必要はありません.

インストールが完了したら,SD カードの内容を編集します.編集を行わないと
再びインストーラーが立ち上がってしまいます.

mmcblk0p1 からブートする形になりますので,そこにあるファイルを編集します.
下記は適当なディレクトリを作成して,そこにパーティションマウントしてから
編集する例を示します.

# mkdir /mnt2
# mount /dev/mmcblk0p1 /mnt2
# cp cmdline.txt.boot cmdline.txt
# cp config.txt.boot config.txt

cmdline.txt, config.txt はイメージブート用とインストーラー用の2種類を
用意していますので,それをコピーしています.

イメージブート用:
 cmdline.txt.boot, config.txt.boot

インストーラーブート用:
 cmdline.txt.inst, config.txt.inst

cmdline.txt の中で root パーティションを指定していますので,イントール先に
応じて適宜修正してください.

# vi cmdline.txt

下記コマンドでインストーラー実行環境に戻すことができます.

# cp cmdline.txt.inst cmdline.txt
# cp config.txt.inst config.txt

以上です.